その他の測定

石綿(アスベスト)分析

建築物や工作物にアスベストが使われていたら解体工事を始める前に届出と作業基準の遵守が必要です。
建築物の解体・改修を行う際に、建材中にアスベストの使用があるか調査する「事前調査」が義務付けられ、 アスベスト使用の有無を目視や設計図書等で判明できない場合は分析調査により判定する必要がでてきました。
アスベスト分析には、アスベストが含まれるかどうかの「アスベスト定性分析」とアスベストがどの位含まれているかの「アスベスト定量分析」があります。 定性分析において石綿含有量が認められた場合に限り定量分析を行います。

電磁波の測定

電磁波は電気と磁気のエネルギーの波で、目に見えず・高速で伝わり・障害物を突き抜けます。 白血病・遺伝子障害・細胞異常・電磁波過敏症等を誘発します。電磁波の発生源を突き止め、発生源を遠ざける対策をしましょう。 電磁波の測定は大きく分けて磁界の測定、電界の測定、高周波の測定の3つです。

騒音測定

音は空気のような媒質を伝わって、耳にとどきます。耳に苦痛・障害を与えたりする音が騒音と判断されます。 また、人間が聞く事が出来ない周波数の低い振動音が、原因不明の体調不良を起こすこともあります。  騒音測定は普通騒音と低周波騒音の2つの測定方法があります。

ダニ・カビ・細菌の測定

ダニによる被害として喘息・鼻炎・眼アレルギー・アトピー等があげられます。 畳・じゅうたん・寝具・衣類・ぬいぐるみ・人やペットに寄生したりして発生します。
抽出液につけて室内にどれくらいのダニアレルゲンがあるかを測定します。カビは微生物の一種で真菌といいます。 畳・カーペットの間・浴室の内壁・洗面所のマット・キッチンの水廻り・押入れ・クローゼット・下駄箱等の湿気がたまりやすいところで発生しやすくなります。
いずれも対策方法として、窓を開け換気をよくすることです。